翌朝、俳優の一人の死体が発見される。
死体は何かを暗示するような、奇妙な姿勢と装飾が施されていた。
――『見立て殺人』?
さらに、土砂崩れによって館は外界から孤立してしまう。
疑心暗鬼に陥り、互いに接触を避け始める俳優達。
自分を守ることで精一杯な彼らは能動的に犯人を捜す余裕もない。
次の殺人を阻止できるのは、唯一の部外者であり、犯人の「復讐」に無関係な和だけ。
「予告」と「見立て殺人」の謎を解き、殺人を未然に防ぎ、真犯人を指摘することが出来るのか?
タイムリミットは7日間。
「それを過ぎちまったら犯人は――もう、誰も逃してはくれないでしょう」
|