◆シリーズ3作目発売について
一作目の企画がもちあがったのが「風雨来記2」発売後の冬でしたから、もう四年のつきあいになるんですね、一柳君とは。ヤツも私も全然成長しておりませんが、よくまあ三作目までこぎつけたと感心しております。「氷の墓標」タイトルは久々に私ではなくスタッフの案ですが、いいですよね。スタッフは一柳宗清と違って確実に成長しております。
◆おすすめしたい点
三作目ということで、流石に練り込まれてきたと思います。システムも、ストーリーも、バランスも。世界観もとてもいい感じの作品です。サクっと解いてはい終わり、というゲームじゃ決してありませんので、じ~っくりゆ~っくり楽しんで頂ければ嬉しいです。
◆苦労したところ
ええ~と。ゲームを作っていて一番大変なのは・・・何と言っても、納期!なワケでございまして。そういう意味では今回のプロジェクトは比較的スケジュールに余裕があったので、「これが●●したら発売日が■■・・・」というのがなくて助かりました。まあ、もっぱら苦労するのは大概若い衆ですので・・・。
◆ファンに一言
好きですよねえ・・・一柳君も、私も、そしてこれをご覧のあなたも・・・。そんなとこ行かなきゃいいのに。引き返しなよ、帰りの船あるワケないじゃん。分かっているのにそんなおっかない場所へ、そして究極のタダ働きの世界へと誘われるあなた・・・。ようこそ、三度目の受難へ。